tb016  演算子



Stataがサポートしている演算子には次のものがあります。

(1) 代数演算子

なじみ深いものが多いので特に説明は要しないと思いますが、べき乗演算子は少々なじみが薄いかも知れません。

+  加算演算子
-  減算演算子
*  乗算演算子
/  除算演算子
^  べき乗演算子
-  負号
 

(2) 文字列演算子

+という演算子は文字列データに対しても適用可能で、連結(concatenation)演算子として機能します。例えば "day" + "night" という操作によって"daynight"という文字列が生成されます。
 

(3) 関係演算子

Stataでは次のような関係演算子(relational operators)が規定されています。

>  greater than
<  less than
>=  greater than or equal
<=  less than or equal
==  equal
!=  not equal

注意を要するのは等号演算子で、=が2個必要となります。例えば

. generate flag = 1 if x == 0

といった構文について言うなら、最初の等号は代入(assignment)を意味するものなので関係演算子ではなく、等号は1つで構いません。これに対しif文中の演算子はequalという意味の関係演算子であるため、等号は2個必要となります。

否定には!という記号が用いられるので注意してください。~という記号を代りに用いることもできます。
 

(4) 論理演算子

論理演算子としては次の3つが規定されています。

&  and(論理積)
|  or(論理和)
!  not(否定)


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